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北朝鮮、日本の首相が金正恩氏との首脳会談を要請したと発表


北朝鮮の指導者、金正恩氏の強力な妹は月曜日(3月25日)、日本の岸田文雄首相が兄との首脳会談を要請したと述べ、日本政府の政策転換がなければ会談の可能性は低いと付け加えた。


両国関係は長期にわたる拉致紛争や北朝鮮の禁止された兵器開発などによって歴史的に緊張しているが、岸田首相は最近関係改善への意欲を表明しており、北朝鮮はこれに反対しないことを示唆している。




岸田氏は昨年、「無条件で」金氏と会談する用意があると述べ、日本政府は依然として日本で感情的な問題となっている1970年代と1980年代の北朝鮮工作員による日本人拉致を含むすべての問題を解決する用意があると述べた。


金与正氏は国営朝鮮中央通信が伝えた声明で、「岸田氏はできるだけ早く朝鮮民主主義人民共和国国務主席と直接会う意向を伝えた」と述べた。


政権の主要報道官の一人である金与正氏は先月、将来的に日本の指導者を北朝鮮訪問に招待する可能性を示唆していた。


しかし彼女は、「朝日関係の歴史は、日本側の実質的な政策変更なしには不信感と誤解に満ちた両国関係を改善することは不可能であるという教訓を与えている」と述べた。


同氏は、日本が「これ以上解決のない拉致問題に没頭」し続ければ、関係改善という岸田氏の望みは実現しないだろうと警告した。


岸田氏は月曜日、朝鮮中央通信の報告書については承知しておらず、その内容については直接コメントしなかったが、北朝鮮とのトップレベルの協議は「重要」であると述べた。


岸田氏は国会で、1970年代から80年代に起きた拉致問題に触れ「日朝関係にとって、拉致問題などの解決にはトップレベルの協議が重要だ」と述べた。


「これが、私が過去に述べたように、私の直属のレベルで北朝鮮に対してさまざまなアプローチを行ってきた理由です。」


誘拐問題



北朝鮮は2002年、1970年代から80年代にかけて、日本語や習慣をスパイに訓練するために工作員を派遣して日本人13人を拉致していたことを認めた。


拉致は依然として日本において根強い感情的な問題であり、公式に認められているよりも多くの人が拉致されたのではないかという疑惑が根強く残っている。


行方不明の拉致被害者の一人に娘のめぐみさんをもつ横田早紀江さん(88)は月曜、日本のメディアに対し、両国が「できるだけ早く」会談を行うことを望んでいると語った。


「北朝鮮のことなので協議が行われるかどうかは分からないが、少しでも前進することを願っている。私たちに残された時間は本当にあまりない」と語った。


今月初め、北朝鮮専門家で慶応義塾大学教授の磯崎厚人氏は記者団に対し、日本にとって拉致問題は解決したという北朝鮮の主張を受け入れることは「非常に難しい」だろうと語った。


問題は、岸田氏が「日朝関係改善にはある程度の譲歩が必要なほど、日朝関係は非常に重要であるということを日本国民に納得させることができるかどうか」だ。


日本の小泉純一郎元首相は在任中の2002年に画期的な平壌訪問を行い、金氏の父親である金正日氏と会談し、日本が経済援助を提供するという関係正常化への道筋を示した。


この訪問は日本人5人の帰国と小泉首相のフォローアップ訪問につながったが、北朝鮮が拉致被害者について明らかにしていないという日本政府の懸念もあり、外交はすぐに決裂した。


ソウルにある韓国統一研究所の上級分析官ホン・ミン氏はAFPに対し、北朝鮮の声明は、将来の両国首脳会談の条件を交渉するための北朝鮮側の試みとみられると語った。


「これは日本がどれほど真剣に会談を開催し、会談を主催するために独自の首脳会談の前提条件を設定しているかを試す北朝鮮のやり方だ」