newszのブログ

get the world news in seconds

自民党の重鎮、次期選挙に出馬しない意向を表明して処罰を回避できるのか?

自民党の二階俊博元幹事長は、次期衆院選への出馬を見送ることで、自民党各派による政治資金規正法違反疑惑で自らを罰し、党からの処分を逃れようとしているとみられる。



二階氏が月曜日に自民党本部で記者会見した際の説明は、不祥事などの詳細を欠いており、この問題への姿勢への批判につながる可能性がある。


首相と岸田文雄自民党総裁は月曜夜、二階氏と会談するため党本部を訪れた。 岸田氏は二階氏の不出馬表明を称賛し、自民党を支援する努力に感謝した。


岸田氏は「今後も党を応援していただきたい」と述べた。


岸田氏は先週あたりから二階氏の出方をうかがっていた。 首相は自民党の茂木敏充幹事長や森山裕党総務会長らと協力し、二階氏への党の処分を巡る一致点を見いだそうとした。 森山氏は二階氏に近い。


岸田氏らは、処罰方法を決める一環として、故安倍晋三前首相がかつて率いていた派閥の元幹部議員らと面談する予定だ。


岸田氏の側近らによると、二階氏は「完璧なタイミングで」選挙に出馬しないことを決めたという。


二階氏の発表はある意味で二階氏に利益をもたらす。 現在85歳の二階氏が政界を引退するのではないかとの憶測も流れている。 二階氏は息子を後継者として注目しているにもかかわらず、引退には積極的ではなく、選挙区を誰が引き継ぐのかも決めていない。


二階氏が自民党からの処分を回避し、威信を保ったまま衆院解散時に国会議員を続行できれば、後任を擁立し、今後の方向性を決める主導的な役割を果たす大きな余裕が生まれる。 二階派の。 1月に派閥解散が決まった。


二階氏は和歌山県議会議員時代を含め約半世紀にわたって議員を務めてきた。 卓越した政局観と調整力で自民党幹事長を党史上最長となる5年以上務めた。 自民党の重鎮である二階氏にどう対処するかは、党幹部にとって頭の痛い問題だ。


二階氏の政治団体の政治資金報告書に記載されていない隠蔽資金は3526万円となり、離党者や除名者を除くと不祥事に関与した金額としては過去最高額となった。


二階氏の秘書と会計スタッフがこのスキャンダルで起訴されており、多くの自民党議員は二階氏を処罰しなければ党の存続が危うくなる可能性があると主張している。


一方、党幹部は二階氏の党への貢献を踏まえ、責任追及は容易ではないとの見方を示した。


ただ、二階氏は隠し資金の扱いについて詳細な説明をしていない。 二階氏が不出馬を表明し、党が二階氏を処分しないという政治決議は国民の反発を招く可能性がある。


月曜日の記者会見の冒頭、二階氏は用意した声明を約5分間読み上げた。 政治不信を招いたことについて「政治責任は私にあるのは当然だ」と陳謝した。


しかし、二階氏の会見に同行した林基夫元自民党幹事長代理は、二階氏が不祥事について丁寧に説明したとだけ述べた。 記者会見はわずか10分ほどで終了した。