松本人志さん賠償訴訟、文春側「女性が同意しない性的行為受けたのは真実」

東京地裁高木勝己裁判長 28日、ダウンタウンの松本人志さん(60)が「週刊文春」の記事で名誉を傷つけられたとして、文芸春秋などに損害賠償と訂正記事の掲載を求めた訴訟の第1回口頭弁論が行われた。文春側は「記事は真実」として請求棄却を求め、争う姿勢を示した。
昨年12月、週刊文春は、2015 年に都内の高級ホテルで一緒に飲んだ女性2人の証言として、松本が女性に性的行為を強要した疑いを報道しました。文春側は、「女性2人を複数回取材し、証言の信用性を慎重に検討した。松本さんへの取材も経て、女性が同意のない性的行為を受けたのは真実だと確信した」と主張した。文春側は、「女性はSNSで身元の特定をにおわす嫌がらせを受けている」と指摘し、「SNSと軌を一にするような主張で信じがたい」と批判した。